1.新築・改築仕様

「特願 2011-092629」

従来のブロック塀では


その1 耐震性に?
従来のブロック塀の施工は、建築基準法施行令に則り行われているが、耐震構造計算により安全性を確かめたものではない、よって巨大地震による倒壊で人命が失われている。
更に緊急車両の通行障害や避難路確保にも障害をきたしている。
※中央防災会議が想定する「首都圏直下型地震による被害」によると、ブロック塀などの倒壊及び野外落下物による死者は、約800人と想定されている。
その2 老朽化、メンテナンスに?
今後、熟練したブロック職人の減少により、施工品質の低下や補修労力の不足により、経年経過による雨水等の浸透により鉄筋が錆びる、ブロック塀にひびが入るなど、耐久性・耐震性が低下する。
※ブロック塀の寿命は20年と言われている。
その3 景観に?
灰色の無味な色合いであり、また経年経過による劣化・汚れ等により、更に景観が悪くなる。
その4 補強対策に?
ブロック塀は高さ1.6mで延長1m当り、320kg程度の重量構造物であり、この耐震性の劣る塀を補強するには、工事費が高額になり対策が進まないのが現状である。
※ブロック塀の倒壊による損害は、施工業者・所有者に賠償責任が発生する恐れがある。


耐震外構塀 EPOW(エポー)工法の効果


その1 震度6強に対応した耐震性
震度6強の巨大地震が発生しても倒壊しないため、人的被害・緊急車両の通行障害・避難路の通行障害等が回避できる。
※高さ1.6mで延長1m当り、160kg程度、ブロック塀の50%程度。
その2 短工期、高品質
塀の主要部材は工場製作の木質材(合板等)と外壁材を使用するため、短工期で高品質となる。
その3 林業再生と地球温暖化対策
内包材となる木質材(合板等)は、間伐材を使用するため林業の活性化に貢献し、またCO2削減による地球温暖化対策にも寄与する。
※高さ1.6m、延長10m当りで、直径15cm、長さ3.0mの間伐材の約30本に相当する。
その4 景観性
外壁材とコラボレーションする事により、独自性、景観性に優れた外構塀となり、経年経過による劣化も少ない。
その5 優れた施工性
杭基礎工法の採用と基礎コンクリート及び控え壁の省略により、狭い空間でも施行可能なため新設に限らず、改築にも効果を発揮する。

このホームページは「平成25年小規模事業者活性化補助金」にて作成。